韓国 2010年12月13日(月曜日)
増えるCEOツイッター、高評価の一方で[IT]
増えるCEOツイッター、高評価の一方で[IT]
韓国企業の間で、ツイッターやフェースブックなどのソーシャルメディアを活用する最高経営責任者(CEO)が増加している。その影響力は大きく、一般向け広報や社内コミュニケーションが活発化するが、一方で社員を振り回すなどの悪例も出ている。東亜日報が伝えた。
CEOが運営するもののうち、特に人気を集めているのが新世界の鄭溶鎮副会長と斗山の朴容晩会長のツイッターだ。プライベートから経営に関する話までをざっくばらんにつぶやき、人々に親近感を持たせる。鄭副会長は、系列のデパート、大型スーパーマーケットの顧客から寄せられる不満や褒め言葉に直ちに反応する姿勢が評価されている。朴会長はインターネット上で「朴容晩語録」が登場するほどの人気ぶりで、就職先として斗山の好感度もアップした。朴会長は韓国PR協会がこのほど発表した「広報上手なオーナー経営者」で1位、鄭副会長は2位に選ばれている。
一方で、CEOのソーシャルメディア活用が問題を起こすこともある。会社の情報を流してしまったり、社内行事に外部者が飛び入りしてくるトラブルが発生しているほか、ツイッターを利用しない幹部が疎外感を抱くケースもあるという。
大手グループの場合、ソーシャルメディアを活用するものの、CEOが社外に向け直接には発信しないことも多い。SKグループの崔泰源会長は、社内ネットワークとして独自に設けられたツールで社内コミュニケーションを図っている。サムスン電子、現代・起亜自動車グループ、LGグループなどはグループレベルでソーシャルメディアを積極的に活用し、CEOの現況などを知らせている。
nnaアジアより
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